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金の今後
金(ゴールド)はモノ(商品)と通貨(マネー)の二つの顔を持っている。
金(ゴールド)はかつて通貨の価値を裏付けるものとして使われていた(金本位制)が、'71年に米国でドルと金の交換の保証(金ドル本位制)が廃止された時を境に金の持つ通貨としての側面は薄れ、モノ(商品)としての側面が強まることになりましたが、金の通貨としての側面が完全に無くなったわけではない。

とりわけ米国経済とその通貨であるドルに問題が指摘されるときに、逆に金の持つ価値が注目されるということがあるが、サブプライムローン問題でドルの価値が低下している今だからこそ、ドルの裏付けとして用いられなくなった今でもゴールドはドルの対岸にある存在として世界の投資家が注目している。

日本では、金相場は明治初期は1g「67銭」という価格でしたが、その後は通貨の変更により値段が上がり続け、2017年7月現在では4900円という高値を付けています。今後も短期では乱高下すると予想されるが、長期的には金を好むインドの発展や金の採掘コストの増加から、金価格が下がる要因などが見当たらなく、世界にとって貴重資源であることは否めないため、おそらく金の価格はあがっていくだろう。

金が株式や債券などの価格とは逆の値動きをすることが多い。
同時に金を保有することで株式、債券また投信など他の金融商品が値下がりする際に金価格の上昇分で損失発生分のカバーを期待できることから、「資産の保険」と呼ばれている。

サブプライムローン問題で世界的な経済危機の中、株価や債券価格の下落、あるいは極端な例では、発行企業の破綻で株券や債券が“紙くず”になるような厳しい経済環境の下でも、金はその価値を維持する。

金(ゴールド)現物購入

金(ゴールド)投資を薦める投資家・専門家

「金持ち父さん貧乏父さん」の著者であるロバート・キヨサキ氏はドルの価値の低下でインフレリスクから金投資を進めています(金持ち父さんのファイナンシャルIQ)。

世界ナンバーワンのゴールドアナリスト、ジェームス・ターク氏の著書「ドルの崩壊と資産の運用―通貨制度の崩壊がもたらすもの」

そして、歴史・経済学者トーマス・ウッズの著書「メルトダウン 金融溶解」

いずれも、サブプライム問題に揺れるアメリカのドルの崩壊で、ドルが基軸通貨としての権威を失い、金が再び通貨としての価値が上がる予想をしている。
今後のゴールド価格が上昇したときには、ペーパーゴールドではなく、現物の金を保管しておくことが経済の混乱でも生き残る手段となる。

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