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銀(シルバー)先物取引
「先物取引」とは「将来の一定時期に商品の受け渡しを約束し、その価格を 現時点で決める取引」のことである。

商品先物取引所で行われている取引は、将来の一定期日に商品を受け取ることができる権利をやり取りするものである。

変動する商品の値段をあらかじめ決めてお くものなので、先物取引の参加者は取引をすることによって利益が出ることもあれば損益が生じることもある。

したがって、先物取引は資産運用の目的でも 活用されている。将来の商品の価格を予想しながら売りと買いの注文を適宜入れていく必要がある。そういう意味では株の取引とよく似ている。

実物取引では、まず買いから入る必要があるが、商品先物取引では売りから参入することもできる

その場合でも、取引代金のほかに委託証拠金といわれる保証金が必要であるが、一般的に株取引の空売りをする際に必要な多額の預かり金などと比べれば少額である。

ただし、リスク を考えて自己責任で投資額を管理する必要がある。

また、少ない証拠金でレバレッジ(てこ)を効かせて大きな商いを行うことも可能で、レバレッジが効くほどにハイリスク・ハイリターンになっている。

銀の地金購入

銀先物取引

銀の価格変動要因
銀価格を動かす要因としては下記のようなものがある。

・地政学的リスク (政学的リスクの高まりで、資金を実物資産にシフトする動きが進み、銀価格をはじめ国際商品価格が押し上げられる傾向がある)

・南米や中国の生産 (世界の銀生産国はペルーとメキシコが1位、2位を争っています。また、中国も両国に次ぐ生産国で、この3カ国で世界生産量全体の約40%を占めている。これら主要生産国の生産動向に注目する必要がある。)

・二次回収(銀の供給に関して特徴的なのが「スクラップ回収」と呼ばれる二次回収が多いことである。これは、回収コストが安いことから、安定した回収が可能とされている。主に使用済み写真フィルムから回収される。)

・BRICs (世界経済を牽引している新興大国BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)。この国々の経済成長で銀の産業用需要増加が見込まれると、銀価格は上昇、逆に、経済成長鈍化で需要減退が見込まれると価格は下落する傾向がある。)

先物取引はレバレッジをかけることができることから、ハイリスクハイリターンになりますので、
投資の際は自分自身の経済状況を見極めてからの投資の注意が必要である。

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