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白金(プラチナ)の用途タイトル
プラチナは、様々な製品へ利用されている。
プラチナが永遠に白い輝きを放ちつづけられるのは、日常生活では酸やアルカリに侵されたり錆びることもなく、 熱や薬品にも強いからである。
長い歳月を経ても変色、変質の心配がほとんどない。
プラチナの用途に以下のようなものがある。

美容での利用(白金ナノコロイドは、貴金属のプラチナをナノ化した、10億分の2メートルという微粒子。この細かな粒子が、カラダのすみずみに行き届き、余分なものを除去してくれる、という効果を持つ。)

自動車の排ガス浄化装置

医療分野(低アレルギー性なので、約5万人が利用しているペースメーカーにもプラチナが使われている。)

宝飾品として利用(宝飾品として利用されるプラチナのほとんどは日本と韓国で消費されている。)

・化学的に極めて安定しており酸化されにくいこと、 融点が 1772 ℃ と高いことなどから、度量衡原器、電極、るつぼ、白金耳、フルート、酸化・還元の触媒やガラス・綿製造のノズルにも使われている。

プラチナの主な用途は「工業用品」である。
燃料電池の電極、携帯電話やハードディスクなどにも使われており、科学・コンピュータ・医療・バイオ分野

プラチナ独特の「大気中では加熱しても酸化されずに、単体の強酸、強アルカリにも侵されない」という特性が応用されている。

プラチナ産出国

主な産出国は南アフリカ共和国、ロシアである。
プラチナの産出国は非常に偏っており、南アフリカ共和国とロシアの2カ国で産出量の実に約90%を占めている。

日本でも僅かであるが埋蔵されていることが確認されている。北海道の天塩川、石狩川の川砂中で認められた。
その他、新潟県で発見されている。

2004年の白金産出国ランキング上位6カ国は下記のとおり。数値は産出量(キログラム)、世界シェア

1.南アフリカ共和国 160,013 (74.8%)
2.ロシア 36,000 (16.8%)
3.カナダ 7,000 (3.3%)
4.ジンバブエ 4,438 (2.1%)
5.アメリカ合衆国 4,040 (1.9%)
6.コロンビア 1,400 (0.7%)
(出典:アメリカ合衆国内務省「ミネラル・イヤーブック2004」)
プラチナの採掘画像
この2国の経済・社会情勢によっては大きな価格変動が発生する事が予想されている。

プラチナの埋蔵量

プラチナはとても希少で、年間の供給量は金の約30分の1で、現在までに産出し たプラチナを集めても約4000トン、金はオリンピックプール2杯分の約140000トン ですから、比べても金の35分の1しかありません。産出される地域も世界のごく一 部に限られ、ジュエリーとして一年間に加工される量は、金の2700トンに対し、 プラチナはわずか88トンである。
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