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白金(プラチナ)の歴史タイトル

紀元前1200年代の古代エジプトでは既にプラチナが装飾品として使われており、パリのルーヴル美術館では最古のプラチナ製品といわれる「テーベの小箱」が展示されてる。



その美しい輝きが王侯貴族たちを魅了し、フランス王ルイ16世により「王にのみふさわしい貴金属」と称されたプラチナは、南アフリカなど一部の地域に偏在する、極めて希少な貴金属。1トンの原鉱石からわずか約3グラムしか採れないのです。

有史以来人類が手にした総量は約4,000トン、体積にして約200立方メートル(一辺が約6メートルの立方体)ほどである。、金の30分の1ほどしかありません。

プラチナが永遠の愛の象徴としてブライダル・ジュエリーに使われてきたのもその希少性ゆえなのでしょう。
プラチナの指輪

歴史からみる白金(プラチナ)の価値

プラチナという金属の美しさを世に広めた人物は「カルティエ」の3代目「ルイ・カルティエ」であった。

ルイ・カルティエは「プラチナは貴金属の王」と言い放ち、カルティエはプラチナによって成功を収める。

それまでの白い貴金属はシルバーのみであったが、シルバーは硫化しやすく黒ずんでくるため、アクセサリーの魅力を損なってしまう。

しかしプラチナの輝きは変わることがなく、その白い輝きは損なわれることがなかった。
プラチナの装飾品画像

近年のプラチナ事情

第一次世界大戦後アクセサリーは重要な位置を占めており、この頃の一般大衆の娯楽であった映画の中では、スター達が身に付けるアクセサリーはプラチナちなっていた。当時のモノクロの映像からは、その白い輝きが一層魅力的に映し出されていたという。
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