TOP > CFD(差金決済取引)とは?
CFD(差金決済取引)タイトル
CFDとは、差金決済取引(さきんけっさいとりひき Contract for Difference)の意味。
投資商品の一つ。

証拠金(保証金)を業者に預託し、原資産となる国内外の株価や金価格など、金融商品の価格や指数を参照して差金決済による通貨の売買を行なう取引をいう。

証拠金を預け、レバレッジをかけて取引を行うことから、外国為替証拠金取引(FX)も差金決済取引の一つ
ただし、一般には、外国為替をFX、それ以外の株式や株価指数等はCFDと呼ぶ。

CFDの特徴は外国為替証拠金取引(FX、以下FXと表記。)の特徴に似る。

CFDのメリット

時間帯
株式市場の場合、多くの人は就労時間と株式市場の取引時間が重なってしまうが、例えばニューヨーク市場の取引時間は日本時間の深夜になるなど、会社勤めの人でもリアルタイムに取引を行うことが出来る。
商品先物は各国ごとに市場が分かれているが、CFDでは全世界の商品先物取引をひとまとめにしてある。 よって商品先物CFDも24時間取引可能である。

売りから入れる
指数が上昇する場面でも、下降する場面でも「売り」「買い」のポジションを使い分けることにより利益を狙うことが出来る。これは株式の信用取引における空売りやFXも含めた各種商品先物取引と同様である。

デイトレードが可能
株式の現物取引の差金決済取引は禁止されていて、それゆえ、買い付け余力が残っていない場合は、同一銘柄を一日に何度も取引することはできないが、CFDは株式を取引していても、現物取引ではないので、同一銘柄を一日に何度も取引可能

CFDの歴史

CFDは、かつて機関投資家やヘッジファンドのみが取引してた。 しかし、インターネットが普及すると、1990年代、イギリスでサービスが提供されたのを皮切りにヨーロッパ全土やオセアニア地域に広がっていき、今では世界70カ国以上で取引されるまでに至っている。

日本では、アジアのCFD普及の先端として、今後ますます発展してくるだろう。

注意点

CFDの提供元によって約定までの時間、流動性提供能力に大きな違いがあるとされ、
上場先物などとは異なる。このため業者選別に関しては特に注意が必要である。



Copyright © 2009 金・銀・プラチナ.com All Rights Reserved.