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CFD(差金決済取引)の用語集タイトル
相対取引
相対取引とは、市場を介さずに売買当事者間で売買方法、取引価格、取引量を決定して売買する取引のこと。CFDにおける相対取引は、公開市場を介さずに投資家とCFD業者が直接取引きすることを意味する。
相対取引に比べると、公的取引所を仲介する絶対取引の方が投資家にとっては安全である。


店頭取引
公開市場を介さずに投資家と業者が直接店頭で取引きすること。
CFDに関して言えば店頭取引はできない。今のところインターネット取引のみである。


キャピタルゲイン
金融商品の売買差額によって得られる利益のことを「キャピタルゲイン」と呼ぶ。
利益を求めるときは、安いところで買って高いところで売るという考えが基本。
CFDでは買いだけでなく、売りから入ることもできる。売りから入る行為を空売りとも呼ばれる。売りから入った場合、キャピタルゲインは買いの場合と全く逆のパターンになる。


インカムゲイン
CFDでは、買ってからそのまま持っておくだけでも利子が付く。
このときの利益を「インカムゲイン」と呼ぶ。インカムゲイン狙いで長期間ホールドしたのに、売買差損がそれをはるかに上回ってしまうことがあるので、注意が必要である。


ロングとショート
CFDにおけるロングは買い、ショートは売り(空売り)のことを意味する。


ポジション
ポジションとは、注文が約定した後しばらくそのまま保有しておくことを意味する。
買ってしばらく保有した場合は「買いポジション」、逆に売ってしばらく保有した場合は「売りポジション」と呼ぶ。


含み損益
ポジションを持っている状態でのエントリー時と時価の差額のこと。

エントリーしてから決済するまでは損益が確定しないため、「含み」という表現が使われる。似たような言葉に評価損益がありますが、意味は全く同じである。
CFD業者のシステム画面では「評価益」「評価損」という表記が使われている。

今までに成功した投資家の考え方は「含み損益は決済しない限り損益にはならないので、損益としてカウントしない」「含み損益も立派な損益としてカウントする」という2パターンに分かれる。



スプレッド
スプレッドとは、買値と売値の差のことを意味する。
CFD業者はスプレッドを独自に調整し、その調整分の中から自分たちの利益を確保するようにしている。
基本的には手数料が安い業者ほどスプレッドが大きくなる傾向にある。
ただ、CFDの場合は各業者で取り扱っている種類が違いますし、CFDに参加している業者自体が非常に少ないため、現状はどの業者でも大して変わらない。


チケットフィー・ミニマムチケットフィー
一定数量を下まわる小口のトレードの際に、徴収する手数料のようなもの。特にSAXOのシステムを使用している業者がこの影響を受ける。
SAXOとはデンマークの投資銀行であるサクソ銀行のことで、FXでは世界的に高い評価を得ている。


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