一般的な先物取引とＣＦＤ取引の違いは取引期限である。

先物取引では取引期限が決まっていて、ある一定の期限内に売買を完了する必要があり、
CFDは業者との相対取引のため、この取引期限を自由に決めることができる。

業者によっては特定の期限を設けないところもあり、期限に縛られないというのがCFDのメリットの一つである。

次に、信用取引とCFD取引には違いはない。日本株の信用取引で、制度信用取引と一般信用取引と2つの仕組みが存在する。

制度信用取引というのは、証券取引所が一定の基準で選択した銘柄のみを扱っていて、6ヶ月という期限がある。

一般信用取引というのは、各証券会社が自己の裁量で取扱銘柄や取引期限を自由に設定できるため、期限を無期限とする証券会社もたくさんある。

制度信用取引とCFDとは、先物取引と同じよう取引期限に違いがあるが、一般信用取引との違いは、レバレッジの大きさがCFDの方が大きい場合が多いという違いがあるだけで、ほとんど同じだと考えていい。